感度:病気に羅患していることを検査が正しく陽性と判定する確率
特異度:病気に羅患していないことを検査が正しく陰性と判定する確率
陰性・的中率:検査結果で陰性となった場合,本当にその病気に羅患していない確率
失敗・的中率:神経ブロックが失敗した場合,本当に痛みがとれない確率
陽性・的中率:検査結果で陽性となった場合,本当にその病気に羅患している確率
成功・的中率:神経ブロックが成功した場合,本当に痛みがとれる確率
陽性・的中率が高い検査は信頼度が高い。
成功・的中率が高い神経ブロックは信頼度が高く,診断・検査方法になり得る。
超音波ガイド下に標的の神経まで針先を進めて局所麻酔薬を注入する場合
真成功:標的の神経周囲に局所麻酔が注入されて痛みが消失すれば,診断的神経ブロック
偽成功:標的の神経周囲に局所麻酔が注入されてても痛みが消失しなければ,診断ミス
偽失敗:標的の神経周囲に局所麻酔が注入されないのに痛みが消失すれば,プラセボ
真失敗:標的の神経周囲に局所麻酔が注入されないで痛みが消失しなければ,手技のミス
陽性・的中率:神経ブロックが成功した場合,本当に痛みがとれる確率
非透視下に標的の神経まで針先を進めて局所麻酔薬を注入する場合、痛みが消失すれば治療的神経ブロックとしてはいいが,プラセボで痛みがとれたのかわからない。
痛みが消失しなければ,診断ミスなのか.手技のミスなのかもわからない。
非透視下に比べて超音波ガイド下神経ブロックは陽性・的中率が高いため、超音波ガイド下神経ブロックは信頼度が高い診断・検査方法になり得る。